384.台湾は夏の陽気。台北22〜28度。衣替え準備態勢に入る。すっかり台湾語が板についてきたラン、今では得意教科に?! 今日から二胡レッスンを録音。

 台湾には夏が訪れつつある。毎年こうだ。春はあったかなかったかはっきりしないまま過ぎて行くような印象が強い。寒くなくなったら、すぐ暑くなる、そんな感覚。
 予報通り、今日14日は昨日よりさらに暑い。台北22〜28度、さすがの二胡母も今年初めての半袖である。南部の高雄の方では30度に達していると思われる。

 今朝、“今日は母娘3人分の衣替えを始めよう”と考えていた。冬服を夏服と入れ替える作業だ。
 しかし、娘たちを送り、朝市で今夜のメインディッシュにする、スペアリヴやら、生麺やら、豆腐にキクラゲ、バナナなどを買い、帰宅後すぐ、そのスペアリブをニンニクと醤油と胡椒に漬け込み、久しぶりに100%グレープジュースとゼラチンでゼリーを作っていたら、9時を過ぎた。

 ノートパソコンとテレビの両方で株式市場の動向に見入っている夫リーを尻目に、いつものモスグリーンのリュックに、彼のよりさらに軽いノートパソコンと日本語講師の予習道具を詰め込んで、家を出た。夫と終日一緒、はキツい。行きつけカフェとなった隣りのお店に行き、顔馴染みの女主人に
「いつものをお願いします。」
と言って、まず予習に励んだ。24日までは代講が多く、明日からは産休講師の代わりに7月1日まで担当する、夜の中級クラスが始まる。よって、今後しばらく、金曜日は午前中の新店分校(教室)に加え夜は7:00〜9:00まで、自宅最寄りの永和教室という2コマが入ることになる。そこはバスで15分もあれば行けるので、まだいい。

 執筆も少しやって、階下の大型スーパー・カルフールで買物して帰宅すると、すでに11:05。すぐ昼食準備に取り掛かり、ついでに夕食の下ごしらえをしていると正午に。
 リーが昼寝する前に二胡を練習したりしていると、あっという間に午後2時。今日木曜日は4時にランを迎えに行き、二胡母は二胡、メイは絵のレッスンが5時からある。

 とても衣類の入れ替えなんてやる時間も体力もない>< 

 そうそう、ランは台湾の小学校で、国語(中国語)以外に、台湾語も勉強している。週に1時間しかないが、最初は難しくて、半べそかいていたのに、このところメキメキ腕をあげ、読み仮名なしで文章を読んだり、
「台湾語、大好き〜!」
とまでのたまうようになった。よくがんばったと思う。

 さあ、今日は待望の二胡レッスン。先週、陳老師に了承を得て、今日から授業の模様を録音することになっている。これは、家での練習の大きな助けになるだろう。
posted by 二胡母 at 15:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | 台湾の夏 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


175.メイ、台北で眼科受診し直す。遠視、乱視の程度は?弱視治療は?冬は小豆、夏は緑豆。スープは凍らせてアイスにも。

 今日も晴れてとても蒸し暑い。
 ゆうべは急にランに里ごころが芽生えて、義母宅でシクシク、「やっぱりお家に帰る」と言い出した。姉のランが泊まるなら私も、と言っていたメイだが、ランと両親に笑顔でバイバ~イ。思わぬことが起こるものだ。

 そうそう、報告が遅れた。メイは8月日本滞在中、ものもらいを患い眼科へ行った際、遠視と乱視があるので早めに治療しないと弱視になる可能性がある、と言われ、中途半端にならぬよう台湾で再度診てもらうことにしていた。
 先日、私が通っている荘眼科へ連れて行った。火曜日の午前中だったので、女医の楽医師であった。6月、私の網膜に穴が開いているのを見つけてくれた先生である。
 医師の診察の前に、別室で看護師が視力や眼圧の検査などをしてくれる。それらの資料が医師の手元に渡ってからが本番だ。
 ものもらいは薬を替えて、あと2週間ほど様子を見よう、ダメなら切るしかない、とのことだった。
 それから私は、日本の眼科医に指摘されたことを説明したが、
「たしかに乱視は少しあるけど、今すぐ治療が必要なレベルではありません。遠視の方も大丈夫です。これならよく見えてますよ。」
と言われ、ひとまずホッとした。

 ご存知のように、二胡母の目は幼い頃から強度の近視で、ドライアイやら乱視もひどく、警告されていたとおり、この若さで白内障が始まり、網膜剥離の初期状態だとわかり、レーザー手術も受けた。今は5種類の目薬を差しているが、この厚い眼鏡をかけてもパソコン画面の字がかすむため、何度も身を乗り出して確認せねばならない。

 だから、メイにもランにも厳し過ぎるくらいに目を悪くするような習慣がつかないよう言って来ているし、継続しなければならない。

 さて、昨日の土曜日、夫リーとメイは隣りのカルフールに週末恒例の買物に行った時、緑豆を買って来た。帰宅後リーはさっそくそれを深い鍋の水の中に浸し、ひと晩寝かせた。
 今朝から火を入れ、「緑豆湯」をこしらえた。台湾ではおなじみの、砂糖を入れた甘いスープである。
 小豆は身体を温めるので冬、緑豆は逆に冷やすので夏に適している。毎年リーは暑い時期、1度は緑豆湯を作る。冷ましてアイスにもする。もちろん娘たちも大好きだ。
posted by 二胡母 at 14:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | 台湾の夏 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


122.夕立も酷暑には効果なし。2ヶ月の夏休み、台北の子どもたちはどう過ごす?! 「子守り」は安親班に。長期休暇には田舎へ帰る醍醐味、台湾にもあり。

 NHKニュースをさっき見た。日本は広い地域で大雨になり、被害も出ているよう。お見舞い申し上げます。水害は怖い。適度に降って、去ってくれますように。

 昨日13日(火)はおとといより長く激しい夕立があった台北だが、就寝時の室内気温は29度。真夏の夜に30度をきるとホッとするが、それでも安眠を誘う涼しさにはほど遠い。これくらいの猛暑になると、夕立もあまり効果がないと観念しなくてはならない。

 台湾の多くの学校が夏休みに入り10日ほど経つ。ふだんならいないはずの時間帯に小中学生と思しき子どもをスーパーや道端やマックなどで見かける。中学生にもなると、家に誰もいなくても何ということはないが、小学生の特に中学年以下でこの時期街で見かけるのは、両親のどちらかか祖父母が在宅、または祖父母宅に預けられている子だ。
 それ以外の子はどこにいるか。まあ、ほとんどが安親班だろう。普通、安親班は放課後、学校から直接行く学習塾に相当するが、長期休暇は安親班の稼ぎ時で、各校あの手この手で特色や強みを訴え生徒を募集し、家に一人では置いておけない児童をほぼ一日中預かるのだ。その安親班独自のテキストや学習法があるだろうし、学校から出された宿題の手助けもする。

 台湾は日本より夫婦共働きが早くから定着しているので、その種の業界は至極発展している。子どもが休みでも、大人は働きに出ねばならず、安くはない授業料を払って「子守り」を安親班に任せるわけである。

 一方、親の実家に長期間遊びに行く子もいるだろうし、国内・海外旅行に行く子も多い。なんせ2ヶ月ある夏休み、親もいろいろ作戦を練る必要がある。
 しかし、ずっと台北にいる子どもはかわいそうに感じる。帰れる田舎がある方がいいのは日本人と同じかな。二胡母、東京の大学にいた頃、長期休暇のたびに関西の実家に帰っていた。
それを聞いて、いわゆる田舎のない友人たちは大変羨ましがったものである。

 台北にいては、川に魚捕まえに行こうとか、虫かご提げてクワガタ獲りに行こうとか、縁側に座り、種を飛ばしながらみんなでスイカを食べようという発想が湧いて来ないし、不可能である。
 台北生まれの夫リーには昔から3つ夢があった。一つはいわゆる四駆と呼ばれる砂漠なんかでもびゅんびゅん走れるような車に乗りたい。二つ目は、海大好きな彼、自分の船を持ちたい。三つ目は、お祖母ちゃんちみたいな田舎に家を建てたい、だった。
 彼はそのうちすでに二つは叶ったという。まだなのは船だけだそうだ。
「田舎の家は自分で建てなくても、君の実家をそれだと思えばいい」

 あー、早くランとメイとリーを、日本の夏の緑の中で深呼吸させてやりたい。
posted by 二胡母 at 15:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | 台湾の夏 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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