791.二胡母、2日に一度は日本の両親にメール。ゆうべは、娘たち2人ともが二胡母宅に来ると書いていたら、父から孫たちに国際電話がかかる。小1メイの日本語力低下は顕著。何とか維持、上達して欲しいと祈る母。

 二胡母、平均して2日に一度は日本の両親にメールを書く。
 病床にある79歳の父は、視力も弱り、母に読んで聞かせてもらうようだ。昨日は午前中にメールを送っていたのだが、午後6時半頃、二胡母のケータイが鳴った。父からだった。
「お父さんや。」
いつもの第一声。に続き、
「今日はランもメイも来とるそうやなぁ。」
と言う。あ、もうメールを見たんだな、と直感した。
「SKYPEでも、長いことメイの顔見てへんけど、元気か?」
と父が言うので、ケータイをメイに渡す。
 二胡母、そのそばで冷や冷やして聞いていた。娘たちの日本語力は、台湾の小学生になってから目に見えて落ちたが、二胡母よりパパといる時間の長いメイの衰えはひどいものだ。じーちゃんとちゃんと会話できるだろうか………
 父が何やら話しかけていて、メイは時折うん、うん、と頷いて返事している。やはり、聴力は低下していない。じーちゃんの言うことは全部わかる。ただ、普段から自ら日本語を好んで話そうとはしない。中国語の方が楽なのだ。

 何とか無事にメイと父の会話が終わり、ランに代わる。ランは時々、単語がパッと出て来ず、二胡母に尋ねるものの、メイより相当流暢な関西弁(?)を話す。姉妹の日本語力の差は歴然としてきた。
 約一ヵ月後日本に帰るが、メイが言葉の壁に疲れて、日本滞在を嫌がるようになるのではないかと、内心案じている。“どちらも頑張って勉強しなきゃ不便だ、困るぞ”という切迫感も小1ではない。

 基礎はできているので、元のレベルに戻るのは速いが、中国語道を突っ走るメイに、日本語を振り返る何かきっかけが欲しい。














posted by 二胡母 at 17:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | バイリンガルへの険しき道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


689.娘たちの小さな“巣立ち”に他人事と高をくくっていた二胡母、潔い子離れ願う。さすがに台湾、あの幼さで難しい漢字習う。『日本の国語力』を伸ばすために考えるあの手この手。台北17日、13~15度。さむっ!

 ランとメイの課後班(アフタースクール)が始まり、火・木だけでなく、正午で放課していた月水金も4時まで小学校に残るようになって10日。互いに口が達者になり、中国語でまくし立てるようにケンカするのはしょっちゅうで、聞いているだけでも疲れるのは事実なのだが、大幅に娘たちといる時間が縮まり、寂しいな〜と思うことは多い。
 起きている時は常時テレビを見ている夫。一方、テレビなどのんびり見ている暇がない二胡母。これといって話す事もないし、趣味も異なる。あ〜あ、うるさくても天真爛漫な娘たちがいると、どんなに慰められているのかよくわかる。
 これも小さな一つの“巣立ち”だと言えるなら、これまで聞いていた「子離れは難しい」がまったく他人事ではないような気がして、自分を叱咤激励しているところである。

 彼女らが国語の宿題をしているところを見に行くと、やはり日本の小1~2年生が習うよりずっと難度が高く、量も多い漢字を習っている。仕方ない、台湾には平仮名もカタカナもないのだから。
 そして、恐縮だが、2人ともおっきくて、かなり上手な字を書くのに気付いた。良いところは積極的にほめてやる。

 しかし、最近真剣に『日本の国語対策』を考えている二胡母。たまに時間が空いた時だけ、「ここ、してみなさい。できたら見せなさい。」くらいでは生ぬる過ぎると感じる。母親としても怠慢だ。
 もっと日常的に、継続的に、やる気を起こさせる方法でできないか。たとえば、一人ずつ可愛いノートを買ってやり、昔懐かし“交換日記”ふうに何でも心にある事も書けるようにして、毎日とはいかずとも「ママとの交換日記を楽しむ」=日本の国語学習、にする。
 まだまだ「ママの取り合い」をする娘たち。競うように頑張るのではないだろうか。………うん。真剣に前向きに検討しよう。

 さて、やっぱり9度になんてならなかったが、台北はそぼ降る雨、13~15度、真冬のコートに着替え、毛糸のボンボン付き帽子を久しぶりに被った。ゆうべから再度電気あんかをベッドに入れた二胡母である。
posted by 二胡母 at 16:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | バイリンガルへの険しき道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


683.台湾でも購入する小学館の『小学1年生』と『小学2年生』。ゆうべはこれまでのドリルの整理をした。全部できれば3月号を贈呈。漢字はたくさん知っていても、「送り仮名、訓読み、音読み」は未熟、に二胡母頭痛める。

 日本から台北に戻って最初の週末。
 今日は曇っているが雨は落ちず、気温は15度前後と寒さも緩んだ。

 昨日金曜日、ランは課後班(アフタースクール)からたいそうゴキゲンに帰って来たので、あら?と思って二胡を弾いていると、二胡母のそばまでやって来て、息を切らしながら、そのゴキゲンの理由らしき事を話し始めた。
 はっきり言って、急いでいる上に的を得ない話でうまく理解できなかったが、とにかく課後班で数人の先生から飴やらクッキーなどの収穫を得たためであるとわかった。
 単純である。

 何はともあれ、どうしようもなくイヤにならず、ひとつのツトメとして頑張ってくれたらいい。

 ゆうべ、出勤前に、娘たちの勉強机に座ってみた。4:20頃帰宅する娘たち、二胡母は遅くとも6:00には出かけないといけない金曜日、少しは彼女たちの間に入り、会話を楽しまないとかわいそうだという気もあるし、日本語をほとんどしゃべらずに1日が終わるのが忍びないのだ。

 台湾でも毎月買ってやっている小学館の『小学1年生』&『小学2年生』の3月号は先日日本で買って来たので、いつが“渡し頃”かと考えてもいた。
 そこで、これまでの付録であるドリルをチェックして、やり終わったものは資源回収に出すことにし、やりかけのが全部できれば3月号贈呈、ということにした。

 なんと言っても二胡母が気にしているのは「国語」。漢字の国.台湾にいれば、覚える漢字数に異論はないが、日本語として使えなければ意味がない。そう、例の“送り仮名”や正しい“訓読みと音読み”を身につけさせねばならない。
 実際、2人は何か漢字を見ると、まず中国語読みで発音する。頭が痛くなる。

 2ヶ国語を話すのには問題ないが、真のバイリンガルに育てるのに王道はないようだ。
posted by 二胡母 at 14:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | バイリンガルへの険しき道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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