もちろん、ゆうべ台北駅前校で五十音クラス終了以降は、すっかり休暇モードになり、気持ちが伸びやかになるのを実感した。
早朝目が覚めると、かすかに雨が落ちる音がする。案の定、なかなか辺りは明るくならず、天気予報を見れば、台北は大雨やら強風の注意報が出ているアリ様だった。
気温はなんとか20度を超える程度、ちなみに二胡母宅室内は23度だ。日差しもなく、ちょっと肌寒い。
それでも、とにかく今日はオフなのだから、数ヶ月ご無沙汰している荘眼科医院へ行く予定を実行した。日本語講師を始めて以来、パソコンで小説を書く時間を削られてしまったものの、目にはやさしく、疲れは以前ほど感じなくなったが、ドライアイの目薬をもらいたかったし、網膜はく離の前科があり、定期健診は必要な身だし、慢性結膜炎の悪化か、最近しょっちゅう目が痒くなるのも何とかしたかった。
荘眼科の門が開いて、並ぶと、午前中の女医先生に診てほしい二胡母は6番だった。当日のみ予約を受け付ける当医院、朝、午後や夜の診察の順番を取りに来る人も多い。
今日は意外と診察前の視力検査はなく、早く診察室に入れた。乾燥の具合は少しマシになっているが、半年前(今年4月)と比べて、両目とも白内障がかなり進んでいると驚かれた。たしかに、最近見えにくいなぁと感じることが多く、それはきっと白内障による白濁がひどくなっているからだろうと合点がいった。
「最近では60歳を過ぎても白内障の症状が出ない人も結構あるのに、あなたにはほんとにびっくりさせられるわ。」
女医先生は頭をかしげた。
結果、乾燥を防ぐ、痒みを抑える、白内障を治療する3種の目薬が出て、買物も済ませ、10時半頃帰宅した。
すると、その直後、ケータイが鳴り、まさかの、
「二胡母老師、申し訳ないんですが、今夜7~9時の中級の代講、してもらえませんか?お願いします!!!」
の電話。新店校からだった。
予感はしないでもなかったが、はしゃぎ過ぎたツケか、オフはあさってに伸びてしまった。これから早めに夕食準備。それに、今日のテーマの予習もあと少し残っている。
今日こそ、返信メールを書こうと思っていた知人の皆様、お許しを!