667.1月25日、台北より日本のわが家へ。
とうとう真冬の日本へ帰って来た。
588.台北、雨の月曜日。今日から気温だんだん下がる。台湾の小学校でも『生活』の時間にピアニカ習う。ある日本語講師の身の上話から、一人っ子として思いに耽る。
ただいま、ランがピアニカを吹いている(弾いている)。ちゃんと音楽になっているので、
「その曲、学校で習ったの?」
と訊くと、
「そうや、『生活』の時間に習った。」
と答える。「音楽」の時間はないが、『生活』の中に音楽や図画工作やらが入っていることになるのだろう。時々絵も描いて来るし、工作品も然りだ。
今日7日は雨の月曜日になった台北は、気温も少し下がり、最高26度と言われている。しかし蒸す。日本もそうだろうが、今日からだんだん寒くなるようだ。台北でさえ水曜日から木曜日にかけて17度までは下がるだろうと予報されている。去年同様、今年も台湾は厳冬になるらしいがまだ半信半疑だ。
二胡母の“4週間休みなし”の日本語講師生活は続行中だが、今週から月・水は中級日本語の代講からもとの五十音クラスに戻る。こうなると終了時間が9時から8時になり、2時間の授業が1時間半になるので少し楽になる。それに五十音クラスはほとんど予習が要らない。
仕事の疲れか、最近どうもパワーに欠ける気がする。大変食欲旺盛だが、それだけで元気になるわけでもない。とにかくこなすしかない。
そうそう、先週、ある生徒さんからこんな話を聞いた。二胡母が勤務する語学学校のある日本人日本語講師(台湾人日本語講師もいる)が約半年ぶりに日本から帰って来て、講師に復帰した。
「半年も休暇が取れたんですか!?」
私は驚いて尋ねた。
なにやらその男の先生は、お父様が急死され、それに伴う諸々の整理や用事で忙しかったようだ。
「あの先生は一人っ子で、お母さんはもう日本に落ち着いてほしいらしいです。」
とその生徒さんは続ける。30代半ばくらいの先生だから、お母様もそれほどお若いとは言えないだろうし
二胡母も見につまされる話であった。
二胡修行もここの方が適しているし、今の仕事を手放すのもつらい。
一人っ子は少なくない。きょうだいがいても実家に誰も帰らない家などゴマンとある。これからどうなっていくのだろう。
「その曲、学校で習ったの?」
と訊くと、
「そうや、『生活』の時間に習った。」
と答える。「音楽」の時間はないが、『生活』の中に音楽や図画工作やらが入っていることになるのだろう。時々絵も描いて来るし、工作品も然りだ。
今日7日は雨の月曜日になった台北は、気温も少し下がり、最高26度と言われている。しかし蒸す。日本もそうだろうが、今日からだんだん寒くなるようだ。台北でさえ水曜日から木曜日にかけて17度までは下がるだろうと予報されている。去年同様、今年も台湾は厳冬になるらしいがまだ半信半疑だ。
二胡母の“4週間休みなし”の日本語講師生活は続行中だが、今週から月・水は中級日本語の代講からもとの五十音クラスに戻る。こうなると終了時間が9時から8時になり、2時間の授業が1時間半になるので少し楽になる。それに五十音クラスはほとんど予習が要らない。
仕事の疲れか、最近どうもパワーに欠ける気がする。大変食欲旺盛だが、それだけで元気になるわけでもない。とにかくこなすしかない。
そうそう、先週、ある生徒さんからこんな話を聞いた。二胡母が勤務する語学学校のある日本人日本語講師(台湾人日本語講師もいる)が約半年ぶりに日本から帰って来て、講師に復帰した。
「半年も休暇が取れたんですか!?」
私は驚いて尋ねた。
なにやらその男の先生は、お父様が急死され、それに伴う諸々の整理や用事で忙しかったようだ。
「あの先生は一人っ子で、お母さんはもう日本に落ち着いてほしいらしいです。」
とその生徒さんは続ける。30代半ばくらいの先生だから、お母様もそれほどお若いとは言えないだろうし
二胡母も見につまされる話であった。
二胡修行もここの方が適しているし、今の仕事を手放すのもつらい。
一人っ子は少なくない。きょうだいがいても実家に誰も帰らない家などゴマンとある。これからどうなっていくのだろう。
560.2011年10月10日、辛亥革命から100年。台湾今日建国100周年を迎える。朝から国慶節祝賀行事目白押し。注目された総統・馬英九夫人、ファーストレディ周美青の衣装は……?
31度というのは外れたが、久しぶりに完全夏服復帰可能な台北である。
今日2011年10月10日(月)は民国100年のめでたい日となった。“民国”とは台湾建国時からの年号だ。あの辛亥革命から100年ということになる。
首都・台北を中心に、全国各地で記念祝賀式典や関連するお祝い行事が行われている。テレビをつけるとほとんど中継でその模様を伝えている。メイン会場には昨日から並んで場所を確保した人もおり、今朝7時過ぎに「行こうか!」と父子3人は慌て始めたが、時既に遅し………
しかし、パレードなどが間近で見られる可能性がある地点を知る夫は、それでも娘たちを急かして、8時過ぎバタバタと出かけて行った。
去年はせがむランを連れて、これまた人、人、人の夜の催しに夫は挑んだが、今年はメイの番、これで公平、と覚悟を決めていたものの、昼食後、メイは「行かないよ」と言い出した。
「えっ!? ほんと!? ラン、ママ、聞いた!? メイは自分で行かないって言ったよ!」
がっかりしているような、ホッとしているような、おそらく両方の気持ちが入り混じる夫の言葉であった。
たしかに、何でも興味津々、とにかく出掛けたがりなランに対し、メイは出不精というか、そういうイベント事へのこだわりが薄い。
夫は“今年はメイを連れて行ってやらねば”と律儀に考えていたようだが、人ごみの中を歩くのはさすがに疲れたようで、まぁそれもいいか、と……
ところで、総統・馬英九の妻、つまりファーストレディ周美青の衣装はどんなのか、と注目されていたがもともと服装はシンプル派、性格もさっぱりサバサバの彼女が今日着ていたのは、なんと去年の国慶節祝賀式典の時と同じワンピースだったのだ。裾の部分に刺繍を足しただけ、メディアやもちろん二胡母たちも予想外の快挙(?)であった。さすが周美青!
今夜の総統府での花火は、台湾時間8:30〜9:00、すでに場所取りが始まっているようだ。
台湾建国100周年、おめでとう!
今日2011年10月10日(月)は民国100年のめでたい日となった。“民国”とは台湾建国時からの年号だ。あの辛亥革命から100年ということになる。
首都・台北を中心に、全国各地で記念祝賀式典や関連するお祝い行事が行われている。テレビをつけるとほとんど中継でその模様を伝えている。メイン会場には昨日から並んで場所を確保した人もおり、今朝7時過ぎに「行こうか!」と父子3人は慌て始めたが、時既に遅し………
しかし、パレードなどが間近で見られる可能性がある地点を知る夫は、それでも娘たちを急かして、8時過ぎバタバタと出かけて行った。
去年はせがむランを連れて、これまた人、人、人の夜の催しに夫は挑んだが、今年はメイの番、これで公平、と覚悟を決めていたものの、昼食後、メイは「行かないよ」と言い出した。
「えっ!? ほんと!? ラン、ママ、聞いた!? メイは自分で行かないって言ったよ!」
がっかりしているような、ホッとしているような、おそらく両方の気持ちが入り混じる夫の言葉であった。
たしかに、何でも興味津々、とにかく出掛けたがりなランに対し、メイは出不精というか、そういうイベント事へのこだわりが薄い。
夫は“今年はメイを連れて行ってやらねば”と律儀に考えていたようだが、人ごみの中を歩くのはさすがに疲れたようで、まぁそれもいいか、と……
ところで、総統・馬英九の妻、つまりファーストレディ周美青の衣装はどんなのか、と注目されていたがもともと服装はシンプル派、性格もさっぱりサバサバの彼女が今日着ていたのは、なんと去年の国慶節祝賀式典の時と同じワンピースだったのだ。裾の部分に刺繍を足しただけ、メディアやもちろん二胡母たちも予想外の快挙(?)であった。さすが周美青!
今夜の総統府での花火は、台湾時間8:30〜9:00、すでに場所取りが始まっているようだ。
台湾建国100周年、おめでとう!