それを疑う余地がないようなカーッとした強い日差しが6時前から差し込んで、私をうんざりさせた。現在室内で28度、日本も暑くなっているのだろう。
ところで、夫リーは週末午睡をする習慣がある。娘たちが3歳頃まではいっしょに寝るのが当然の流れだったが、5歳や6歳にもなると、娘たちはパパの誘いを断わるようになった。もう午睡をあまり必要としない年齢でもあるだろうし、日本の幼稚園はだいたい午後2時に降園で昼寝はまったくなかった。
そんな関係で、ランとメイが永花幼稚園に対し最も恨み言を言うのが正午から2時頃まである長〜い昼寝の時間である。眠くないのに寝ないといけない。黙って目を開けていても「目を閉じなさい」と言われたりもするらしい。
しかし、実に2時間は長い。
「昼寝をするから元気が出るのよ。」
と先生に言われたが、先生の休憩や会議の時間でもあるのは理解できる。
その永花幼稚園の玄関にこんな貼り紙が貼ってある。
「保護者の皆さま、午後7:15までにはお子さんを迎えに来てあげてください。そして、それ以降は超過料金をいただきます。」
子どもが泣いているイラスト入りだ。共働きが多い台湾だが、朝8時頃から夜7時、やはり可哀相だなあ。