さて、また昨日の記事に戻るが、夕立が来て、夜涼しく眠れたらいいなあ、なんてのん気なコメントで終わった後がエライことになった。
午後3時半を過ぎた頃から本格的に雨が降り出し、娘たちを幼稚園へ迎えに行く4時にはどしゃ降り。まあ、少々遅くなったって、あの子たちはかえってうれしいくらいだもんな、と夕食準備を少し始めた。
しかし、4時半になっても雨脚は変わらない。雷もピカピカ、ゴロゴロだ。
4時45分、たまらずマンション1階へ降りてみる。2本の小さな傘、雨具2着、洗いやすく乾くのが速い娘たちの室内用スリッパを持って。ゴム草履っぽいもので、足は濡れるの覚悟だ。
あー、しかし、上からも下からも降っているような豪雨だ。管理人のおじさんに話すと、そーだよ、こんな時にどうやって行くのさ、と返される。
そこで30分ほど待っても、頑固に雨は勢いを弱めない。私は11階に戻り、また炊事や洗濯物をたたむ家事を片付ける。ランとメイが帰って来たらすぐ夕飯にしてやろうと思った。幼稚園にもこちらの状況を電話で知らせておく。
そして、ついに6時。ふつう、午後から降る夕立タイプの雨は、それほど長引かないものだ。なのに、昨日の台北集中豪雨は、約3時間同じ調子で狂ったように続いたのである。道路にもところどころ水が溢れていた。
しかし、保育最終時間や娘たちの不安、空腹、読めぬ雨のゆくえを考えると、二胡母、意を決するしかなかった。
マンションの門を出て数秒で水しぶきでお尻の辺りまで濡れて来る。稲光はするわ、ゴロゴロ鳴るわ、ふだんより2時間遅れの降園になるわの記録に残る1日であった。
「スリッパ流されないように、しっかり歩きなさ〜い!!」
今日も同じようなパターンになると天気予報は伝えている。まさに、イヤな雲行きである。「お願いです、降っても手短に切り上げてください。」祈るしかない。
あ、そうそう、昨日はちょうどランのいちご組担任・PEGGY老師は休みであった。他の先生によると、今月中に婚約、9月挙式で、昨日は結婚記念写真の撮影だったらしい。
永花幼稚園では、今年あと2人の先生が嫁ぐ、結婚ラッシュだそうな。