413.どしゃ降り続く台北14日(土)、永花幼稚園のいわゆる謝恩会に母娘長靴で参加する。割安の前売り券購入のせいか、多くの家族が集う。手作り風鈴、ドライアイス入りのジュースなどに娘たち満足気。ダムの水位は上がったのだろうか。

 今日14日(土)はメイの永花幼稚園の園遊会が10:00~14:00に行われた。この場合の園遊会は日本語に訳すと“謝恩会”に近いようだ。長期休暇や卒業前に行われる先生、保護者も集い、多くの模擬店が出て、食べたり飲んだり、ゲームを楽しんだり、とにかくワイワイ、ガヤガヤやるパーティだ。
 チケットが作成され、当日券はひと綴り200元(約600円)、前売りは180元と早くから連絡帳に公表され、夫リーが娘たちを連れて行くことになり、前売り券ひと綴り買って置くように二胡母は頼まれた。きょうだいやいとこも参加可能。メイのみならず、永花の卒園生ランも心待ちにしていた。

 ところが、ゆうべ二胡母が夜の授業中から台北はどしゃ降りになったのだが、それが思いもよらず今日午前中まで続いた。午後から雨足は弱まったり、強まったりを繰り返しているが、朝はひどかった。
 おそらくそのせいだろう。行くと言っていた夫が、急に「話が違うんじゃないの?!」と思わせるように態度をどんどん変化させていった。そして、最終的には“拒否”。
 よって、初めから行かないことになっていた二胡母が長靴を履き、履かせ、連れて行く羽目に……

 前売り券をほとんど全家庭が購入していたのか、大雨にも負けず、おおぜい集まった。3階建ての幼稚園内にはゲームや飲食コーナーが盛りだくさん。娘たちは手作り風鈴に挑戦し、ジュースを飲み、子どもパチンコをしてちょうど180元分、1時間で使い果たした。チケットは買い足さない約束だったし、なかなか満足した様子で、また雨風に飛ばされないよう傘を両手でつかんで帰った。

 気温も昨日とだいたい同じ。長袖長ズボンでないと肌寒い。二胡母はそろそろ日本語の授業に出かける。夜にかけて小降りになってほしいな。
posted by 二胡母 at 17:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | ラン、メイの幼稚園生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


137.台北、天気予報はずれ快晴の猛暑。明日はランの卒園式、でも日本のそれと大きく異なる台北私立幼稚園の卒園式。長期休暇はたった1週間?! 私立の保育士さんは大忙し。

 おかしい。
 昨日の天気予報では今日も雨がちな天気のはずだったのに、朝からぐんぐん晴れてきて、正午の台北の気温は32度、この調子だと今日はさらに上がるだろう。
 がっかりだが、先日の雨で南部では洪水も発生して被害が出たので、無事なことに感謝せねばならない。

 明日7月30日(金)は、永花幼稚園の園内卒園式である。
 去る18日(日)、台北市内のホールを借りて、参加料450元(約1350円)、自由参加の先生と園児が着飾ってダンスをするという、例の卒園式は終わっている。明日は園内でお別れ会のような催しがあるらしい。保護者の来園を促すわけでもなく、ランの話を聞いていると、やはり日本の幼稚園で普通なら行われるような卒園証書授与や歌の斉唱、思い出のスライドを見たり、園長先生のハナムケの言葉をいただいたり、というしみじみと、ジーンと温かい別れの会ではないようである。

 そして、明日卒園する大班(いわゆる年長組)のみが、8月2日(月)から約1ヶ月の夏休みとなるが、大班以外のクラスは1日たりとも休暇はない。もちろん、旅行に行くとか、実家の祖父母が遊びに来て子守りをしてくれるからしばらくお休みする、などというのは自由である。1週間以上連続して休むと翌月に休んだ分の保育料を返金してくれる。
 では、長期休暇はいつあるのか。
 ハイ、旧正月だけである。それも、たしか幼稚園は1週間ほどだけの短いものだった。
 これらは台北の私立幼稚園ではだいたい共通している。公立幼稚園はもっと休みが長いはずである。私立の先生はほんとーにご苦労さまである。

 一時、永花の生活にも慣れて、結構楽しそうにやってるな、と思っていた次女のメイは、また最近、
「メイ、永花幼稚園きらい。日本の幼稚園の方がいい!」
と毎日のように訴え、一方、今年の冬から春先にかけて日本の幼稚園の卒園式を待つ季節、あーいやだ、卒園したくない、あと00しかない、と悲しんでいたランは、現在はケロッとして最後の登園日を待っている。

 日本の子でよかったなぁ、ランもメイも。
posted by 二胡母 at 13:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | ラン、メイの幼稚園生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


109.台北猛暑。二胡母、汗で朝からシャワー。例年より少し遅れて、台湾はまもなく夏休み開始。受験生は正念場。

 何だか恐縮だが、台北は今日も暑い。毎日のように天気を話題にするのは申し訳ないが、本当に暑い。
 昨日は久しぶりにまったく夕立が来なかったせいか、夜が更けても室内31度、暑がりの夫リーはまだクーラーではなく扇風機で耐えているが暑さに強い私でさえ、ゆうべは暑さで安眠妨害された。
 朝起きると汗がねっとり身体にまとわりついており、たまらずシャワーを浴びた。今日も台北は34〜35度に上がる予報、はー、勘弁してほしい。

 さて、昨日ランが幼稚園から帰る道すがら訴える。
「明日からランのクラスの3人のお友達、もう幼稚園に来てないんやで。男の子2人と女の子1人。」
 その女の子は20数人いるいちご組の中でランが「2番目に仲が良かった。ランが4月に入った時もいろいろ教えてくれたし、仲良くしてくれた」と悲痛な面持ちである。
 台湾は年度末なので、転校かな、あ、でも、もうすぐ小学校入学だからそれはおかしいか…… と私は思いめぐらしていた。

 「あーあ、さびしいな……」
うつむくランがいじらしい。私まで悲しくなる。
「ねえ、でも、その子もランと同じ小学校に入るんじゃない?そしたらまた会えるよ!」
「うん、たぶんそうやと思うけど。」
「今日ちゃんとあいさつした?その子と。」
「うん、抱っこした。」
…… 切ないなあ。小さな胸を痛めるランである。

 夜、リーにその話をすると、彼はこう言った。
「今週末で小学校は夏休みに入るから、その子たちにはお兄ちゃんかお姉ちゃんがいて、下の子を見られるようになるから、早めに辞めたんだよ。」
 そうか。そうにちがいない。

 台湾の小中学校は通常6月下旬に学年末を向かえ、長い夏休みに入るが、今年は旧正月休暇が長かったため、その分夏休み開始が遅くなった。
 また、日本は秋から冬だが、台湾はこの時期が受験シーズンである。

 ランも卒園まであと1ヶ月。
「あと1ヶ月もある〜。早く日本に帰りたいなあ。」
 妹メイにはない時間の感覚がはっきりしてきたランは、そうつぶやいて登園した。
posted by 二胡母 at 13:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | ラン、メイの幼稚園生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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