そのうちの二胡レッスンが昨日午後5時からあったのだが、崇拝する陳老師と天から舞い降りて来るような二胡の音のおかげか、あの時間から例の胃の調子がよくなってきた。偶然でも思い込みでもいいが、激痛に苦しむ時間は、あれから減っている。ゆうべは痛くて、また少し寝不足気味だが、今日はかなり楽だ。
もう薬は切れたが、明日まだ土曜日で病院はどこも開いているので、このまま用心しながら様子を見よう。背中に貫通する激痛がないのはありがたい。
それから、麦茶も一役買っている。カフェイン・ゼロだし、味としても香ばしくておいしいし、もともと好きだったが、台湾式いただき方、でさらにまろやかに飲める。
台湾には多くのお茶の種類があるが、日本でも有名なウーロン茶や緑茶、麦茶などにお砂糖を入れることが珍しくない。甘いのもあるし、微糖好みの人もいる。
日本人なら初めはだいたい“え?気持ちワル〜……”と思うのが普通だが、飲んでみると意外といける。
お砂糖の代わりにハチミツを入れたり、ミルクを入れたりもする。紅茶にミルクを入れると、日本でも一般化した“ミルクティ”だが、ミルクを緑茶や麦茶に入れる、と想像して“ウッ”と来た方が多かろうが、これも確かにおいしい。
大好きなミルクティの代わりをするのだから、それに近いものにせねば、と二胡母、初めて麦茶にミルクを加えてみたのだが、問題ない。まろやかになっておいしい。胃を傷めて知った新しい美味である。
さて、2月28日(火)は2・28事件が起きたことで、台湾は『平和記念日』の祝日になる。土日があって、27日(月)が挟まれている。それで、珍しく連休にするため27日は学校、会社が休みになる。そのかわり3月3日(土)が登校、出勤になるけど、多くの人が4連休だ。
二胡母の学校は28日祝日当日しか休まず、土日月と仕事だが、娘たちのためにも、できるだけ一緒にいてやろうと思っている。