32.台湾に帰国して丸一週間。自宅の間取り、生活のリズムはこんな感じ。東向きの子ども部屋の窓には熱帯魚と台北101。

 台湾に帰って丸1週間が過ぎた。
 あさって娘たちが幼稚園に入園してからが本来のカタチだと言えるが
日本の実家と自然豊かな環境から、まったく異なる台北という外国の都市に再び居住の地を移した点から見れば、かなり落ち着いてきた。

 山積みの荷物が片付いた頃から、私はさっそく市場などで食料調達し炊事を始めたし、夫リーの朝8時半出勤とだいたい午後7時帰宅、娘たちの9時頃就寝が定着した。
 娘たちは日本では8時半までに寝ることがほとんどだったが、リーの帰りが7時だと、彼とのふれ合いを拒むようにシャワーに追い立てて寝させねばならないので仕方ない。

 リーは基本的に炊事や家事ができる夫である。ホームベーカリーでパンを焼くのも目下彼の仕事だ。朝は彼好みの朝食を自分で作って食べる。
 私は娘たちの3食と、リーのお弁当を作る。リーは夕食を食べたり食べなかったりで、朝どうするか告げて家を出る。

 洗濯は毎日する。大人2人分と娘2人分を分けて、隔日で洗う。
 
 以前書いたように、自宅は16階建てマンションの11階にある。キッチン、リビング、子ども部屋、夫婦の部屋、洋服などの物置みたいな部屋と洗面所(トイレ、バス、洗面台)は2つ。
 と言っても、ランはパパ、メイはママと同室で寝たがることがほとんどで、大人:子ども=1:1に分かれて就寝することが多い。まあ、そのうちこちらが頼んでも自分で寝るようになってしまうのだろう。

 ランとメイはまだ小さいし、今のところこれくらいでも狭いとはあまり感じない。
 子ども部屋は東向きで、一面ガラス張りで明るい。おとといリーが持ち帰った豆粒みたいな熱帯魚8匹の水槽が窓辺に置いてある。
 そして、その窓からは台北101が見える。 
 4月14日、予報よりも晴れ間の多い台北である。
 
posted by 二胡母 at 16:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | 幼稚園入園を待つひととき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


31.ランより幼いメイ、現実受け入れられず反抗的に。永花幼稚園へ保育料支払いに行く。高い保育料と引き換えに長い保育時間。

 メイのホームシックはかなりマシになってきたが、姉のランよりは明らかに「台湾へ帰る」現実に反抗的である。年の差が1歳数ヶ月とはいえ、ランはすでに「仕方がないこと」と割り切れるのに対し、メイは自分が好ましくない「〜しなければならない」ことにうまく太刀打ちできない気がする。

 午前中、ランは初めて『あたらしい こくご』に取り組んだ。『わくわく さんすう』も見てやる。なかなか意欲的にやるのでうれしい。
 朝、夫リーが出勤前、
「以前、幼稚園でもらって来たテキストをもう一度読んでおきなさい」
とランに言っていた。私立幼稚園だけに、それはあれこれと様々な教材を使い、学期終わりに持って帰って来たものだ。

 台湾の幼稚園復帰をランはさほど楽しみにはしていないようだ。やはり中国語がうまく話せなくなった重圧のせいだろう。
 リーに「パパとは中国語で話しなさい」と再三言われているが、「いや!」。上手にしゃべれないのがもどかしかったり、恥ずかしいのだろう。それに、リーが日本語を解するのに甘えているのもわかる。

 16日の入園まであと3日。昼食後、3人で永花幼稚園へ行って来た。
 今日の台北は、時折小雨が降り、強風の肌寒いお天気。
 先日記入し切れなかった入園申請書を完成させ、保育料を支払う。半年分の登録料、今月の保育料、保険、教材費、上履きやカバンなどの必需品の代金…… 覚悟はしていたが、それらを月割りすると一人当たり1ヶ月約28000円ほどかかる。トホホ……

 だが、これが台北の私立幼稚園の相場である。半日ネィティヴの外国人教師による英語保育のところなど、1ヶ月45000円くらいする。
 悔やんでもしかたない。公立幼稚園には入れないし、最長午後7時まで預かってくれるのだ。
 それにしても、日本で幼稚園を卒園したランがまた幼稚園。これも、中国語を思い出すため、小学校入学の大切な準備段階と割り切ろう。 
posted by 二胡母 at 15:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | 幼稚園入園を待つひととき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


28.再び永花幼稚園を訪ね、入園申請。午後は音楽教室へ。ラン、ピアノレッスン申し込み、母も二胡をそこで習う気になる。

 なぜ娘たちを私立幼稚園へやらねばならないかは、3月末や4月1日の記事に書いた。
 ランが通っていたその永花幼稚園は、自宅から徒歩3分、数あるこの辺り一帯の幼稚園の中では大規模な方で、園舎も園庭も広い。近い、広い、保育料も相場、というので、夫リーが当初からイチ押しだった。

 娘たちと門を入ると、よく見知った職員2人が「帰って来たんだね」と迎えてくれた。保育に直接携わらない2人は、総務とか会計に相当する。
 娘たちは1階の隅にある遊具で遊び始め、私は事務室へ。
 私は来週半ば頃入園させたいと言うと、4月後半が始まる16日が都合がよいとのこと。承諾し、ラン、メイそれぞれの保育料を計算してもらったり、必要書類に記入していくが、家に帰らないとわからない項目もあり、一旦持ち帰ることにする。

 昼食を挟んで、次は音楽教室を訪ねる。ここは、去年夏1ヶ月半台湾で夏休みを過ごした間、ランがピアノを習ったところである。
 ここも自宅から歩いて5分ほどで行ける。着くと、受付女史が再会を喜んでくれた。そして、すぐランに「ピアノ弾いていいわよ」と勧めてくれた。
 ランのレッスンは毎週木曜日の午後5時からに決定。
 私もこれを機に先生を換え、ランと同じ教室で二胡を学ぼうと考え始めている。というのは、以前教わっていた先生は超多忙で、たびたびレッスン直前にキャンセルされたし、一度ちがった先生にちがう角度で見てもらうのもいいかと判断したのだ。
posted by 二胡母 at 07:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 幼稚園入園を待つひととき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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