よって、荷造りはこれからである。
台湾からは段ボール箱14個を船便で送った。
だが、今回はまず1個も台北に送らないことを前提にしている。いくら船便とはいえ、日本からの郵送料は恐ろしく高い。14個分そのまま送り返すと……計算するとゾッとする。
うまく行けば、病床にある父を見舞うために初夏に帰省できる可能性は高く、その時冬物のことを考えればよい。今、台北に帰ったら基本的に20度以上はあり、今後すごい勢いで夏の様相を濃くして暑くなるので、さしあたり夏物があればよい。
郵送料を思えば、台湾で買う方が安いものもある。そういうものは無理して送らなくてもよい。
よし。これなら飛行機に預けられるスーツケース分で何とかなるんじゃないか。JALのホームページで調べたら、エコノミークラスに乗る私、ラン、メイの3人はそれぞれ23kg分の荷物を預けられることを確認してある。
どうなることやらコワい気もするが、やってみるしかない。