最終週の今週は火木ともに代講が入っており、今日も出勤している二胡母だ。
午前中は永和校で<日本語上級>の授業。そこには、昨日お別れの挨拶をした中級クラスの3名の生徒さんが出席。それぞれから台湾名物のお菓子をいただいた。人生の大先輩である人たちからで、恐縮しきりだった。
そこからバスに乗って、台北中央駅前校に移動。その時見た電光掲示板の気温が「34度」と出ていた。今朝聴いたラジオの予報と同じだった。
それにしても、あちこちで教えたことのある生徒さんから、
「先生、日本に帰るんですか。」
などと声をかけられる。直接話していなくても、最後の授業で挨拶をすれば、その生徒さんたちからどんどん広がって行くのだろう。うれしいような怖いような心境だ。
11年暮らした台北、1年半教えた学校から一旦離れるとなると、感慨は予想以上に深い。
これまで様々な“現実の変化”に向き合ってきたが、慣れるようなものではない。しっかり地に足をつけなければ。生かされるだけ生き抜かねばならないのだ。