日本では夏服に変わる地方が多いだろうし、入梅の話題が増えたり、二胡母の小学校では、プール開きのため、先生と生徒が一緒になって、一年間使わなかったプールをゴシゴシ掃除した頃だ。アジサイもだんだん蕾が膨らみ、梅雨を待っているかのように見えた。
また、湿度が上がり、半袖を着る日数が徐々に増える季節だったのを思い出す。長年、台湾に住んでいると日本の四季がいかにはっきりしているかがわかる。
台北は今年すでに何度か30度を超えたが、今日はとても涼しく、ヘンな感じだ。薄手の長袖を羽織ったほうが心地良い。
ゆうべ、二胡母宅に泊ったラン。彼女が本の虫であることは、もう何度も打ち明けたが、毎日図書館で本を借りている。すなわち、一日に一冊読むのである。やはり好きだからか、読むのも速い気がする。メイも本好きだが、ランほどムシではない。
毎日このペースを崩さないランは、よく図書館を利用する生徒のみに発行される特別のカードを手に入れている。ゴールドカード、みたいな、特典がある代物だ。
さっき読み終わったかと思っていると、別にすることがないとまた同じ本を読んでいる。パソコンいじりも好き。テレビも好き。頑固なので、叱っても歯向かってくる。
怖がりで寂しがりやだが、なかなか手ごわい8歳だ。