そういう休みの前日は、明日はゆっくり寝て、あれをして、これもしておこう、と考えるのだが、実現するのは少しの朝寝坊くらいで、あとは計画通りにはすんなり行かない。“一日フリーだ!”と思うと気が緩むのだろう、たまっていたと見える疲れが出て、どうもだるい。まぁ、それならそれで体調に合わせてやろうと観念している。
昨日は“爽やかな五月”を絵に描いたような台北らしからぬ陽気だったが、今日22日は台北らしく暑い晴天になってしまった。あ、いかん、いかん、愚痴はよそう。今日はワタクシ二胡母の誕生日なのだもの。
もちろん、既に誕生日をうれしいと感じる年齢はとうに過ぎ去った。昔は母がケーキを焼いてくれた。市販のものより固めのスポンジケーキが大好きで、毎年楽しみにしていた。今は、“あと10歳若かったらいいのに”などと無茶な妄想を描いているが、現実可能な夢もある。
今年は二胡母にとって節目の年になる。一人っ子だから、という使命感もあるが、病床にある父のもとに帰る。母も看病が身に応える高齢になって来た。たいした手伝いはできないかもしれないが、ほとんど身体の自由が利かなくなった父のそばにいたいと思うようになった。
それから、ランとメイが一緒に、すこやかに成長してほしい。
ニューヨークに自分の居場所を持ちたい、という願いも10年近く抱いている。働くことは好きだ。恋愛より仕事を優先するタイプのオンナだと思う。仕事ならいくらでもするから、早く日本、台湾、NYを行き来する生活がしたい。
このトシになって、バースデープレゼントもないが、今日は娘たちが2人一緒に泊まりに来る。
これが、何よりの贈り物かな。
今日は子供達と楽しく穏やかなお誕生日を過ごしてください!
あなたの未来に幸あれ!
夢が叶いますように!