780.台湾生活11年。学生、仕事、二胡、結婚、出産、部屋探しなど、いろいろあったが、まさか弁護士事務所に行く経験を持つとは想像せず。法律の専門家・弁護士、持っている知識は同じでも、もっとも肝心なのはその人柄。感謝の17日。

 二胡母、≪2度目の中国語留学≫として台湾に渡ったのが2001年5月。
 何度も出入国を繰り返してはいるものの、11年間台北が生活の拠点であった。学校に通った。会社員もした。結婚した。二胡を習い始めた。出産した。不動産屋を通じて、部屋の賃貸契約を結んだ。大小様々な病院に行って、診察を受けた。現日本語講師でもある。
 中国語に惚れ込んで、必死に勉強して、日常会話なら心配ない程度まで来たからであり、また多くの人々の支えや援助があっての毎日だった。

 しかし、まさかわが生涯で弁護士さんを訪ねる必要な状況になるとは、おそらく一度も想像したことがなかった。
 二胡母にはこの11年間、台北在住、兵庫県宝塚市出身のシスターとの親交がある。このシスターの修道会が世話になったことがある、という弁護士さんを紹介してもらっていた。「朴訥な感じのする、いい人」ということだった。
 とは言え、初めての弁護士事務所訪問は、質問する内容を綿密にまとめたり、約束の時間に、迷子にならずきちんと行けるかなどなど、緊張は避けられなかった。遅れるのは失礼だし、二胡母、筋金入りの方向音痴でもある。

 昨日は小雨降る中、バスを降り、通行人ひとりと、パトロール中の警察官に尋ねて、その住所を捜し当てた。
 地震が来ても揺れそうにない、重厚感ある立派なビル。そこの4階1号室。順調に行けたので、20分ほど早く着いた。羅律師(中国語で弁護士を“律師”という)は10分くらいで外から戻り、応接室に現れた。空気の和む笑顔、60歳前後だろうか。
 相談の詳細は言えないが、やはり専門家に話す、聞けることはすごい威力を持っている。素人が勝手にあーだこーだやってる感のある事柄が命を持ち、動き、語り始める。専門家から見て論理的か、妥当か、それを確かめられるだけでも前進であり、収穫だ。

 羅律師は、人情に厚い、金儲け二の次の温かな人物だった。持っている専門知識は同じでも、弁護士の人柄により、意見やアドバイスがちがい、しんどい目に遭うこともあるらしい。十分その人柄で弁護士を選ぶ必要がある。
 昨日、羅律師に会うまでと会ってからの世界は変わった。感謝感謝の一日だった。二胡母も、人を助けられる者になりたいと思った。
 謝謝。心から。
posted by 二胡母 at 19:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | 台湾の親しき人々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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