ゆうべは帰宅が10時前になり、就寝はおそらく11時を過ぎていたし、アレルギー性気管支炎は体をやわにしているようで、めずらしく今朝は7時直前まで眠った。
今日11日のスケジュールは、午前に1コマ、夜に1コマ担任の授業があり、昨日あるはずの二胡レッスンが代講のため今日午後2時に延期してもらっていたので、なかなか忙しいというか、充実したものだった。
金曜日はだいたい午前の授業からバスで戻り、その足でいつものカフェに寄る。いつものを注文し、朝から持参した果物とか野菜炒めをそこで食べ、日本語の予習をするのが常だ。ちょうど正午過ぎになっている。
それから今日は早めに帰宅し、レッスンの用意をした。今週は体調が優れなかったため、陳老師に教わった分しか練習できなかった。
Tシャツの上に赤いジャンパーを羽織った老師は、「母親節快楽!」と言って教室のドアを開けるなり、きれいにパッケージされた一輪のカーネーションを差し出した。白地に花びらのふちが明るい紫色のだ。あさって
13日は台湾も“母の日”である。
思わぬプレゼントにびっくりしたが、「花屋を通りかかった時に目に留まって、きれいだったから」という陳老師らしい思いやりがとてもうれしかった。寂しい一人の部屋を柔らかくしてくれるだろう。ありがたい。
二胡レッスンの後、夜の授業に出かける格好で、娘たちの下校時の姿を見に行く。今日は、ランとメイが一緒に出て来た。二胡母の手が取り合いになるので、私は荷物をうまくまとめて持ち、両手を空けて2人と手をつなぐ。“母なる大地”“母国語”“空母”……… 二胡母も、でっかい母になりたい。