さきほど、気の合う友人(夫の従妹)に久々に電話してみたら、今、台北にいない、と言う。彼女は友達の会社の社員旅行に同行して、隣りの新竹縣に旅行に行っているらしい。さぞかし気持ちの良い旅になることだろう。
ところで、もう「あれ?」と思われた方がいるかもしれないが、台湾では「自分が所属する以外の会社の社員旅行に旅費さえ払えば参加できる」のだ。家族とか親戚、友達はもちろん、恋人や婚約者でも堂々と行ける。
二胡母が台湾の会社で働いていた時参加した社員旅行も確かにそうだった。むしろ、恋人がついて来ることが多い。日本人からすれば、不思議な制度(?)というか文化である。
旅行先は様々だ。夫の従妹の友達が勤める会社のように、近場で済ませるところもあれば、海外も多い。さすがに欧米は聞いたことがないが、韓国、日本、中国、香港や東南アジアなどは定番だ。
日本にはなく、台湾の企業にあるものもあれば、その逆もある。それの代表的で“気の毒”な一例は、残業費は管理職のみならず、一般社員もまったくもらえないこと。これはきついし、ひどいと思う。それから交通費もまずない。
どこにいても、いろいろあるんだなぁ、生きて行くには………