二胡母の実家は、周囲を山に囲まれたのどかな田舎だが、ここは大都市・台北。よって、こちらのコンビニも世の中の流れとともに変化を遂げているようだ。
以前にも書いたが、台北はコンビニ縄張り戦争の激しい街である。よくもまぁ、共倒れしないな〜と感心してしまうほど密集しているほどだ。便利なのは便利で消費者側からすればありがたいのだけど。
台北での変化振りといえば、“くつろぎの場所”化するコンビニ、だろうか。新しく設けられるコンビニのほとんどに、喫茶店のようなテーブル席が作られるようになってきた。はじめはカウンター席がガラス壁に沿って設置されていたが、最近はちゃんとしたテーブル席が主流になって来ている。そして、敷地面積は当然広くなりつつある。
昨日はランが泊まりに来た。
外食、と決めていた二胡母、どこで食べるかランと相談すると、近所にできた7−11で食べたい、と言う。
「あそこ座れるでしょ。一回食べてみたい。」
と言うのだ。二胡母も実はそう思っていたところだった。
今月オープンしたばかりで清潔、トイレもどうぞ、という看板も出ている。2人席が四つ、4人席が一つ、表通りに面して並んでいる。日中は直射日光が当たって眩しそうだが、夜はいい。
もちろん温めてくれるし、「ここでいただきます」と言うと、先に席に促し、トレイに載せて運んで来てくれる。二胡母もランもすっかり気に入った。
その土地に合ったコンビニ改革、歓迎!