718.17日、台北初夏の暑さ。一人っ子の二胡母に“弟”が。人工透析を受ける母親との二人暮し。自分の境遇を見て、恋人を手放す強さ。幸せになるんだよ、宏鳴。

 一人っ子の二胡母に最近“弟”ができた。
 彼は1988年生まれの23歳。二胡母が姉、彼が弟、になることは、協議の上、成立した。

 この宏鳴くん(本名)、二胡母行きつけの例のカフェで働いている。身長は170cmを少し超えてるかな、というくらいで痩せても太ってもいない。いつもCAP型の帽子をかぶり、お店に流れているラジオでかかる曲に合わせてよく歌っている。
 あ、二胡母の引越し手伝いを申し出てくれた一人が彼である。

 明るく、お茶目な彼だが、これまでにわかった彼のプライベートな部分は、私を意外な気持ちにさせた。
 お父さんはすでに他界。何人かきょうだいはいるが、みんな家を出て働いている。お母さんはというと、人工透析を受けていて(中国語で「洗腎」)普通の生活ができない。
 それで彼は、正午前後にお弁当を買って、家で休んでいるお母さんに渡しに一旦帰宅する。そして夕飯は彼が作ると言う。他のきょうだいは“我、関せず”だという。

 別にそれを恨んでいる様子はない。彼の生来の人柄が自然にそうさせているみたいだ。
 彼女はいるのかと尋ねたら、「何も与えてやることができないので、つい最近別れた」らしい。彼女はいいとこのお金持ちのお嬢さんだった。
「それで、僕の友人に彼女の話をいろいろして、ま、紹介して、あの2人ならもうすぐつき合うことになるだろう。」
とまじめな顔で答えた。

 できるようでできないことだと思った。こんな人もいるんだ、と。

 台湾では宏鳴に世話になるばかりかもしれないが、この弟、大切にしようと思っている。
posted by 二胡母 at 16:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | 台湾の親しき人々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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