起きている時は常時テレビを見ている夫。一方、テレビなどのんびり見ている暇がない二胡母。これといって話す事もないし、趣味も異なる。あ〜あ、うるさくても天真爛漫な娘たちがいると、どんなに慰められているのかよくわかる。
これも小さな一つの“巣立ち”だと言えるなら、これまで聞いていた「子離れは難しい」がまったく他人事ではないような気がして、自分を叱咤激励しているところである。
彼女らが国語の宿題をしているところを見に行くと、やはり日本の小1~2年生が習うよりずっと難度が高く、量も多い漢字を習っている。仕方ない、台湾には平仮名もカタカナもないのだから。
そして、恐縮だが、2人ともおっきくて、かなり上手な字を書くのに気付いた。良いところは積極的にほめてやる。
しかし、最近真剣に『日本の国語対策』を考えている二胡母。たまに時間が空いた時だけ、「ここ、してみなさい。できたら見せなさい。」くらいでは生ぬる過ぎると感じる。母親としても怠慢だ。
もっと日常的に、継続的に、やる気を起こさせる方法でできないか。たとえば、一人ずつ可愛いノートを買ってやり、昔懐かし“交換日記”ふうに何でも心にある事も書けるようにして、毎日とはいかずとも「ママとの交換日記を楽しむ」=日本の国語学習、にする。
まだまだ「ママの取り合い」をする娘たち。競うように頑張るのではないだろうか。………うん。真剣に前向きに検討しよう。
さて、やっぱり9度になんてならなかったが、台北はそぼ降る雨、13~15度、真冬のコートに着替え、毛糸のボンボン付き帽子を久しぶりに被った。ゆうべから再度電気あんかをベッドに入れた二胡母である。