近頃困っている事は、上海からいとこ達が義母宅へ帰って来ているため、ランもメイも学校から帰ると、もう早くいとこ達に会いに行きたくて落ち着かないコト。あれだけ昨日も「もう宿題できたのね!?」と念を押したのに、二胡母が五十音のクラスを教えて帰宅した9時、ランは寝る態勢に入っていたが、メイは昼間と同じいでたちで、「これ、やってなかった」と宿題に向かっている。
最近メイはこういう日が多くなった。ランよりずっと朝に弱いくせに、遅くまで起きて宿題をやるのが、新しく発見した喜びのようにさえ見える。始めたばかりのピアノも、早くいとこ達に会いたくて、練習に身が入らないようだし………
今日は、上海の従姉の誕生日、14日がメイ、21日が従弟と続いているため、夜は高級海鮮鍋のお店へ行くらしいが、二胡母は代講で欠席だ。“気の毒〜”とお感じになったかもしれないが、二胡母はあまりそういう欲がない。いわゆる、おいしいものを食べに行きたい!という欲。それに、一人っ子のせいか、団体行動しているととても窮屈に感じるので、仕事の方がずっと気が楽なのだ。夫側の親戚と言うと、やっぱり気を遣うし。
そうそう、このところある生徒さんと仲良くなった。五十音の生徒さんで、ちょうど今回の6回シリーズ出席者が彼だけだったのが縁だろう。
彼は大学が台北にあったため、そのまま台北で就職した30歳。あの台湾大学機械科、のちに台湾大学の大学院で修士課程を修了し、日本で言う経済産業省で働いているエリートだ。
だが、実際の彼は、亀のような優しい顔をして、背も166cmと決して長身ではない。早い話が、モテるだろうな〜と思わせるタイプではない、が、気が合う。現在恋人募集中であるが、実は同僚のある女性と今一歩のところで、よく事態がわからないまま振られる形になり、ずっとそれを引きずっている。優柔不断状態だ。
今週末は、その生徒の女友達と3人で午後のお茶をすることになった。
どんどん広がる交友関係。出会いを大切にしたい。