ここでもとり上げたことがあるが、このところ二胡母は毎日それを口にしている。もう癖というか習慣というか中毒みたいなものだ。
“珍珠”は中国語で「真珠」のことでもあるが、要するにタピオカのことである。しかし、日本時のタピオカに対するイメージは、小さな直径5oあるかないかのプチプチした食材だが、台湾ではその3倍くらいある大きなタピオカを紅茶、またはミルクティに入れていただくのが、昔からの味わい方だ。
もともと紅茶に目のない二胡母、この大きなタピオカにも恋に落ち、その両方が一緒に味わえる“珍珠紅茶”はなくてはならないものになった。
これは近頃、イギリスやアメリカでも発売されたが、長蛇の列ができるほど好評で、『世界の珍味50』の中にもランクインしていると聞いた。やはり、国が変わってもおいしいということなのだろう。
だいたいどのお店でも“珍珠”の固さ、味は一定なので、あとは紅茶のおいしさで決める。もちろん今日も、午前中美容室やスーパーへ出かけたついでに、行きいけのカフェで一杯。幸せな気分に浸れる逸品だ。台湾にお越しの際は、どうぞお試しあれ。