そして、いつもなら、日曜日、日本語講師の仕事を終えた後、二胡母も義母宅へ寄り、夕食を食べさせてもらっているのだが、昨日はその分の時間が浮き、今日14日(月)の昼食を用意することができた。いつもなら月曜日午前中は、一番遠い新店校に出勤する二胡母に代わり、リーが娘たちを正午に迎えに行き、外食するのが常だが、ちょうど最近、
「ママ、カレーが食べたい!」
とうるさい娘たちのリクエストに答えて、3種類のルゥを使ったハンバーグ・カレーを用意してやった。
しかし、リーはカレーが好きではない。結構そういう台湾人は多い。日本とはやはり食習慣がちがうのだと思っている。
よって、二胡母がカレーを作る日は、彼に別メニューをこしらえたり、彼が自炊したりと何らかの対策をとらねばならない。味覚の違いはなかなか厄介なもので、それが元でもめたことは数知れない。
さて、昨日、板橋校から帰宅すると、父子3人はパソコンのSKYPEで上海の親戚とにぎやかに会話中であった。
台湾より中国本土のほうが早く冬休み(いわゆる旧暦の正月休み)に入るらしく、今年は1月9日に彼らは台北に帰って来ることになっている。そして、年末、みんなで(リーの独身の実姉、実弟一家5人とわが家3人)2泊3日の旅行をしようという話で盛り上がっていた。
だいたいそうなることは聞いていたが、かなり詳細な事までゆうべは詰めていたようだった。
人数を考えると、レンタカーを借りる必要がある。二胡母は行かないとしても、10人ほどになる。
二胡母は1月25日、すなわち日本の1月3日に日本へ一時帰国するため、勤務先に10日間ほど休暇を請わねばならない。よって、年末も休暇を願い出るのは気が引けるから、と以前リーに断わっていた。
実際そうである。また、集団行動や人の多い騒がしい場にいるとドッと疲れる二胡母は、内心いい口実があってよかったと思っているのはいうまでもない。シンから打ち解けた仲間ならまだしも、義理の〜ばかりだ。気を遣って気を遣って、ではよけい参ってしまう。
損な性格かもしれないが、別に残念だとか、困ったもんだとは感じないので、やっぱり同行しない方が心身ともに良いはずだ。
でも、子供たちにはいい経験、思い出になるだろうから、うまく実行されてほしい。