午前中、新店教室で日本語初級クラスを教え、めずらしく久しぶりに二胡母に迎えに来て欲しいと言うランを急いで迎えに帰り、一緒に昼食。
午後3時出発までに洗濯、二胡、ブログ更新などに駆け回り、焼けつくような太陽を避けるようにバス停まで歩いた。
三軍總病院は通常通り4週間ぶりの定期通院の日。仮面うつ病の主治医がいる総合病院だ。長女ランは、どういうわけかこれについて行くのが大好きで、たいそう不服そうであったが、6時半から台北中央駅前校で五十音クラスを教えに行かねばならない今月はあきらめさせた。
予想外に昨日はお薬だけの人が多かったのか、39番の二胡母は4時前に到着早々診察室に呼ばれた。来月日本へ里帰りすると毛医師に言うと、とても喜んでくださった。二胡母の父の病気のことは以前から話してある。
できるだけ薬は少なめに飲んでいるので、いつも通りの量だけでよいと言い、次の予約日は8月8日にしてもらった。
この通称「三總」の分院は台湾大学の近くにあり、とても活気がある地域だ。二胡母は留学生時代からこの「公館」という学生街が好きで、土地勘がある方で、お気に入りの小物店などもある。
思ったより早かったので、その店にも寄って欲しかった物を買う時間があった。
さて、この「公館」から台北中央駅まで、何番のバスがあるかな、と探してみたが、ない。仕方なくそばに立っていた若い女性に尋ねると、
「ここから直接行けるバスはないですね。地下鉄の方が速いですよ。」
と教えてくれた。
やっぱりそうか。
二胡母は地下鉄乗り場に潜った。公館から台北中央駅まで電車で移動したなんて何年ぶりだろう。地下鉄の路線も増えて、びっくりしたり、ひと昔前の自分を思い出したりしながら職場には5時半に着いた。
帰宅は8時45分。パパとランは歩いて5分と、近くなった義母宅へ泊まりに行き、ゆうべは二胡母とメイ、2人の夜だった。