6月の日本というと、梅雨、アジサイ、食中毒注意などという言葉をまず思い出す。
台北は昨日からやけに蒸し暑くて、予報通り今日から雨が降り出し、だいたいあさって頃まで雨がちな天候だと聞いた。陽光がない分涼しいはずだが、湿度が高いせいでそう感じない。
今日水曜日は自宅最寄りの永和教室で、午前10時から日本語中級のクラスがあり、その15分ほど前に到着し、数ある中の7番教室に向かう途中、ここ2週間ほど水・金曜日とも姿が見えなかった60歳前後と思しき胡さんという男性に会った。そうしてたんですか?寂しかったですよ〜と言うと、
「大陸と日本へ旅行に行ってました。」
とのこと。台湾人は中国のことを「大陸」と呼ぶ。日本では5日間滞在し、大阪、京都、神戸を回ったらしい。日に焼けて元気そうだ。
先週金曜日夜の永和教室での授業の際、親しい曾さんという生徒さんが、
「先生、6月1ヶ月、休暇を取ります。実家のある高雄へ帰ったり、北海道に旅行に行きます。」
と言った。わが校『地球村』は、どうも1ヶ月単位で払い込んでいる授業料がマイナスにカウントされない制度があるようだ。
曾さんの娘さんは、先日台湾大学に合格して、高校を卒業するので、母娘で6月いっぱい楽しむようだ。
そして、今朝、魏さんという女性の生徒も、
「明日から6月末まで休暇を取ります。」
と言う。シルクロードへ行くそうな。いいなぁ〜
みんな6月を狙って旅行するような気配に、二胡母尋ねてみた。すると、
「7月から旅行代金が高くなるんです。」
そうか、暑い台湾は多くの学校が7月1日から2ヶ月間夏休みになるので、その前に行ける人は行こうという感じなのだ。
二胡母は7月に休ませてもらうので、おととい舞い込んだ6月1ヶ月間の月・水夜6:30〜8:00五十音(入門)クラスが追加され、今月のさらなる多忙はたくましく乗り切るしかない。
そのクラス、今日からスタートなわけで、夕食準備も進んでいる。求められる時に応じよう。
五十音のクラスなので、内容は簡単だが、ほとんど日本語の説明では無理な生徒さんたちだ。がんばるぞ〜。