台北、快晴。予想気温は22〜27度、暑い。
今日水曜日は、最寄りの永和分校(教室)で午前中、日本語中級の授業があった。タイムカードを押すと、受付女史に「先生!」と日本語で呼ばれた。本社の日本語主任から連絡があり、4月15日から7月1日、毎週金曜日夜7〜9時の中級クラスを受け持ってほしいがいかがか?と訊かれた。夜に弱く、現在体調がまたすぐれない二胡母、ちょっと躊躇(ちゅうちょ)したが、リーも7時には帰宅するはずだし
金曜日だと翌朝、娘たちを送り出すのにバタバタする必要もないので引き受けることにした。先日、本社勤務の話を断わった手前、なるべくYESと言いたいのもあった。
どうして2ヵ月半だけなのかというと、本来の先生が産休を取ったらしいのだ。
今日の授業のテーマは『桜の開花』で、自然と故郷の桜の絶景を思い浮かべながら進めた。ある生徒が、
「今年の日本は地震で大変で、みんな桜を見る気分じゃないんじゃないですか?」
と言ったが、いや、こういう時だからこそ、日本人は愛する桜を仰いで癒やされ、活力を得るはずだと答えた。そうあってほしいと願う。
さて、先週、紀伊国屋書店から届いた小学館の『小学一年生』&『小学二年生』4月号をこの4連休初日に娘たちに渡してやった。2人とも喜々として開き付録に歓声を上げた。姉妹そろって本好きで雑誌の方はすぐ読んでしまう。
ランは前回3月号のドリルがあと少しだけ残っているスロースピードだが、台湾ではあと5ヶ月弱幼稚園児のメイは丸一日でドリルを仕上げてしまった。今回だけなのか、毎月こうなのか、見ものである。
夫が在宅だと、どうしても娘たちが中国語で話す時間が長くなってしまう。「ランとメイ2人の会話は日本語にしなさい!」との二胡母のセリフは毎日要る。
リーは日本語学科卒だし、いざとなったら“家庭では日本語!政策”を採ろうかとも考えているところである。