195.日本人の二胡母から見た台湾人の足元事情とファッションセンス。お化粧、おしゃれが上手になった若い世代。日本の雑誌もたくさんある。

 26日、昨日に輪をかけたような晴天で、二胡母にも娘たちにも袖のある服を着る気を失くす猛暑である。夫リーはペットボトルに入れた水を冷凍庫で凍らせ、溶かし溶かし飲んでいるし、それを娘たちにせがまれている。

 地図で見ると、沖縄から泳いで来れそうな台湾だが、国の文化も気候も道徳観念も異なる。二胡母はかれこれ延べ8年ほど台湾に住んでいるので、すでにいくらか感覚がマヒしてしまっている点があるかもしれないが、日本人から見ると「ハ?」と目が点になったり、びっくりすることはあるものだ。今日はかぁーっと晴れた窓外の風景を眺めつつ、そんなことを書いてみたい。

 まず、「足元あれこれ」だ。1年の約半分が夏で、春秋冬が入り混じってあるような気候ゆえに、靴屋さんをのぞくと夏のサンダルからロングブーツなどまでそろえてある。気温が30度近くなった陽気に膝まであるブーツを履いている女の子を見かけることはめずらしくない。足、蒸れないないのかなぁ、とひとごとながら心配になるものだ。
 
 逆に、ぴゅーぴゅー冷たい風が吹き、台北では極寒と言える10℃以下の日に、上半身はスキーにでも行けそうな厚着で防寒しているのに、足元に視線をやると、素足にゴム草履というスタイルはごく一般的だ。老若男女問わない。これも見ているとひとごとながら、冷たくないのかなぁ、とこちらが震えそうになる。南国の人の感覚って、よくわからない。

 それから、洋服などのコーディネイトのセンスも断然日本人のほうが上だと感じる。すべてがそうだと言うと台湾の人に申し訳なく、語弊があるが、日本ではやれない、日本人ならふつうしない、という類のコーディネイト例が街を闊歩している。だいたいが中高年のご婦人だが、大きな花柄のブラウスにストライプのスカートとか、ペーズリーのシャツに水玉のスカートとか、赤と緑、赤と紫などの奇抜な色あわせもある。なんか感覚がちがう。

 しかし、二胡母最初の留学時代の1994~1995年に比べると、若い女の子はちゃんとお化粧して、垢抜けた子がぐっと増えた。10,20代の子がおしゃれになったと思う。日本のファッション雑誌もたくさん輸入されている。

 あ、二胡母も自分の身なりや仕草、気をつけなければ。
posted by 二胡母 at 14:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | 台湾の不思議いろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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