昨日の天気予報では今日も雨がちな天気のはずだったのに、朝からぐんぐん晴れてきて、正午の台北の気温は32度、この調子だと今日はさらに上がるだろう。
がっかりだが、先日の雨で南部では洪水も発生して被害が出たので、無事なことに感謝せねばならない。
明日7月30日(金)は、永花幼稚園の園内卒園式である。
去る18日(日)、台北市内のホールを借りて、参加料450元(約1350円)、自由参加の先生と園児が着飾ってダンスをするという、例の卒園式は終わっている。明日は園内でお別れ会のような催しがあるらしい。保護者の来園を促すわけでもなく、ランの話を聞いていると、やはり日本の幼稚園で普通なら行われるような卒園証書授与や歌の斉唱、思い出のスライドを見たり、園長先生のハナムケの言葉をいただいたり、というしみじみと、ジーンと温かい別れの会ではないようである。
そして、明日卒園する大班(いわゆる年長組)のみが、8月2日(月)から約1ヶ月の夏休みとなるが、大班以外のクラスは1日たりとも休暇はない。もちろん、旅行に行くとか、実家の祖父母が遊びに来て子守りをしてくれるからしばらくお休みする、などというのは自由である。1週間以上連続して休むと翌月に休んだ分の保育料を返金してくれる。
では、長期休暇はいつあるのか。
ハイ、旧正月だけである。それも、たしか幼稚園は1週間ほどだけの短いものだった。
これらは台北の私立幼稚園ではだいたい共通している。公立幼稚園はもっと休みが長いはずである。私立の先生はほんとーにご苦労さまである。
一時、永花の生活にも慣れて、結構楽しそうにやってるな、と思っていた次女のメイは、また最近、
「メイ、永花幼稚園きらい。日本の幼稚園の方がいい!」
と毎日のように訴え、一方、今年の冬から春先にかけて日本の幼稚園の卒園式を待つ季節、あーいやだ、卒園したくない、あと00しかない、と悲しんでいたランは、現在はケロッとして最後の登園日を待っている。
日本の子でよかったなぁ、ランもメイも。