6月、定期検診くらいのつもりで行った眼科で、網膜はく離の初期症状が見つかり、即日レーザー手術を受けてから約1ヶ月。3〜4週間でうまく網膜上に空いた穴の周囲を広がらないように固めているかわかるという。これを調べるには瞳孔を開かねばならず、予約番号から予想される診察時間より1時間ほど早めに行き、目薬を15分間隔くらいで3度点され、開いたところで院長の荘医師に診てもらった。
その目薬を点されると、だんだん目が霞んでくる。その上、診察室を真っ暗にして、医師は炭坑掘りの人みたいに額あたりに電球のついたワッカをはめ、強烈な光で目を照らして綿密に私の両目をチェックしていく。眩しくてたまらない時もあるが我慢ガマン。
幸い、レーザー手術は成功しており、白内障もどんどん進んでいるのではないようだった。
しかし、このところだんだん目が疲れやすくなって、左目の白濁も気になる、と訴えると、
「あなたは重度のドライアイだから、疲れはそこから来ているのかもしれないな。」
と今回も渇きを緩和する目薬を処方された。
8歳で視力が落ち、強度の近眼と乱視、ドライアイにこのトシで早くも白内障、おまけに網膜はく離と、二胡母の目はまさに病巣と化している><
目も体質が関係しており、眼球を潤す涙の量は今のところ増やす薬はないと聞いた。加えるしかないのだ。私はずいぶん昔から言われたものだ。
「あなたの目は涙の量が少ないし、その質も良くない。」
涙にも質があるらしい。
こういう目に生まれついたことを悔やんでも仕方ない。極力護ってやり、酷使しないよう注意するしかない。そして、荘医師の診察を定期的に受けようと思っている。
私よりはかなりマシなものの、夫リーも眼鏡をかけている。娘たちが心配だ。
「お姉ちゃんはママにそっくりね。」
と、最近いちだんと言われるようになった長女ラン。顔つきだけでなく、ランは髪質や、皮膚の弱いところ、かなり食べても太りにくいところなど、私の体質にも似ている。性格もメイよりはランの方が私に似ている。
近視は遺伝すると台湾の番組で見た。祈るような思いで娘たちの姿勢やテレビ、パソコンを見る時間に厳しくなる二胡母である。
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