104. 8歳から強度の近視、乱視を病み、目に泣かされてきた二胡母、白内障が早くも始まり、網膜はく離の兆候見つかる。眼科医院で3時間半の検査、そしてレーザー手術。

 私・二胡母、昨日はランとメイを幼稚園に送り届けた足で、眼科医院へ行った。8時半にはまだシャッターが下りたそこに着いた。交通量の多い道路を挟んで、向かいにはランがもうじき入学する小学校がある。
 私は8歳の頃から視力が低下し、強度の近視と乱視、それにドライアイを加え、この半生、目には泣かされ続けてきた。今回も痛いとか、かゆいわけではないが、日本にいた頃からとみにまた視力が下がり、左目は白っぽく見える自覚症状が出てきて、台湾に戻ったら、一度しっかり検査しようと思っていたのだ。

 この辺りでは設備が揃い、院長の荘朝傑医師はじめ、3名の他の医師とも評判が高く、連日さばけないほどの患者が訪れる眼科は自宅から徒歩5分。9時に開門し、午後診(3;00〜6;00)1番を予約でき、帰宅した。

 昨日台北は1日雨模様、気温は低めでも蒸した。診察後そのまま娘たちを幼稚園に迎えにいける用意もして、再度眼科へ。
 金曜日の午後は唯一の女医・花医師だ。以前にも診てもらったことがある。
 予想通り、目薬で瞳孔を開き、眼底検査をすると言われる。瞳孔が開くものに約1時間かかる。

 やっと検査開始。まず左目から診た花医師は、軽い白内障があると言った。これは前にも日本で言われていたので、やっぱり、と思う。確かに左目の見え方が悪くなって、気になっていたのだ。
 つぎに、右目。ん?花医師はえらく時間をかけて見ている。何度か舌打ちしたり、首を傾げたりもしている。

 4時半には娘たちを迎えに行きたい、と言っていた私。大丈夫、それまでには眼底検査は済みますよ、と医師も答えていたが、
「あなた、まだ帰れませんよ。これから別の検査をします。あなたの網膜に小さな穴が開いてます。放っておいたら非常に危険です。
 花医師はメモに「周辺視網膜病変」などと書いて説明してくれた。何かと考えていたら、どうも「網膜剥離(もうまくはくり)」の症状が出始めているとわかる。

 この疾患の怖さは知っていた。花医師は少し緊迫した様子で看護士たちにいろいろ指示し、私はさらに何種類かの検査をした。また、院長の荘医師に連絡して、至急病院に戻り、レーザー手術をお願いしたい、と連絡を入れている。もちろん、私がその手術を受けると同意した後でだ。

 私は痛み止め(麻酔?)の顆粒を飲み、10分もすると、荘医師が現れ、
一緒に2階へ上がる。
 私は会社にいる夫リーにケータイで事情を話し、早めに退社し、娘たちを迎えに行って、外で夕食を食べさせてくれないか頼んだ。彼は承諾してくれた。
 午後5時10分だった。


posted by 二胡母 at 11:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 網膜剥離(はくり)を患って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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