午前中、ランは初めて『あたらしい こくご』に取り組んだ。『わくわく さんすう』も見てやる。なかなか意欲的にやるのでうれしい。
朝、夫リーが出勤前、
「以前、幼稚園でもらって来たテキストをもう一度読んでおきなさい」
とランに言っていた。私立幼稚園だけに、それはあれこれと様々な教材を使い、学期終わりに持って帰って来たものだ。
台湾の幼稚園復帰をランはさほど楽しみにはしていないようだ。やはり中国語がうまく話せなくなった重圧のせいだろう。
リーに「パパとは中国語で話しなさい」と再三言われているが、「いや!」。上手にしゃべれないのがもどかしかったり、恥ずかしいのだろう。それに、リーが日本語を解するのに甘えているのもわかる。
16日の入園まであと3日。昼食後、3人で永花幼稚園へ行って来た。
今日の台北は、時折小雨が降り、強風の肌寒いお天気。
先日記入し切れなかった入園申請書を完成させ、保育料を支払う。半年分の登録料、今月の保育料、保険、教材費、上履きやカバンなどの必需品の代金…… 覚悟はしていたが、それらを月割りすると一人当たり1ヶ月約28000円ほどかかる。トホホ……
だが、これが台北の私立幼稚園の相場である。半日ネィティヴの外国人教師による英語保育のところなど、1ヶ月45000円くらいする。
悔やんでもしかたない。公立幼稚園には入れないし、最長午後7時まで預かってくれるのだ。
それにしても、日本で幼稚園を卒園したランがまた幼稚園。これも、中国語を思い出すため、小学校入学の大切な準備段階と割り切ろう。
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