31.ランより幼いメイ、現実受け入れられず反抗的に。永花幼稚園へ保育料支払いに行く。高い保育料と引き換えに長い保育時間。

 メイのホームシックはかなりマシになってきたが、姉のランよりは明らかに「台湾へ帰る」現実に反抗的である。年の差が1歳数ヶ月とはいえ、ランはすでに「仕方がないこと」と割り切れるのに対し、メイは自分が好ましくない「〜しなければならない」ことにうまく太刀打ちできない気がする。

 午前中、ランは初めて『あたらしい こくご』に取り組んだ。『わくわく さんすう』も見てやる。なかなか意欲的にやるのでうれしい。
 朝、夫リーが出勤前、
「以前、幼稚園でもらって来たテキストをもう一度読んでおきなさい」
とランに言っていた。私立幼稚園だけに、それはあれこれと様々な教材を使い、学期終わりに持って帰って来たものだ。

 台湾の幼稚園復帰をランはさほど楽しみにはしていないようだ。やはり中国語がうまく話せなくなった重圧のせいだろう。
 リーに「パパとは中国語で話しなさい」と再三言われているが、「いや!」。上手にしゃべれないのがもどかしかったり、恥ずかしいのだろう。それに、リーが日本語を解するのに甘えているのもわかる。

 16日の入園まであと3日。昼食後、3人で永花幼稚園へ行って来た。
 今日の台北は、時折小雨が降り、強風の肌寒いお天気。
 先日記入し切れなかった入園申請書を完成させ、保育料を支払う。半年分の登録料、今月の保育料、保険、教材費、上履きやカバンなどの必需品の代金…… 覚悟はしていたが、それらを月割りすると一人当たり1ヶ月約28000円ほどかかる。トホホ……

 だが、これが台北の私立幼稚園の相場である。半日ネィティヴの外国人教師による英語保育のところなど、1ヶ月45000円くらいする。
 悔やんでもしかたない。公立幼稚園には入れないし、最長午後7時まで預かってくれるのだ。
 それにしても、日本で幼稚園を卒園したランがまた幼稚園。これも、中国語を思い出すため、小学校入学の大切な準備段階と割り切ろう。 
posted by 二胡母 at 15:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | 幼稚園入園を待つひととき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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