最初に取り組んだのは『こころのノート』。そして、週末は『あたらしい しょしゃ』と『わくわく さんすう』である。
5歳から文字に興味を持ち、ひらがなとカタカナはすでにマスターし
数字や簡単な足し算引き算もできるランだが、書き順がアヤシイのが多いので、書写の勉強は大変有益と感じる。
一緒に学んだ中から、私が問題を作り、宿題を出す。この方式でやってみるつもりだ。
私が熱心に教えていると、夫リーも負けじと中国語をランやメイに教えようと子ども部屋にやって来た。中国語は例によって漢字ばかりだが、子どもたちはまずそれの読み方を覚える。多くの場合、それは小学校入学を待たず、家庭や幼稚園で教える。
娘たちの教育に関心と期待旺盛なリーだが、週末はテレビや午睡、実家帰宅などで終わってしまいがちだった。私が台湾での日本語や日本の小学校教育課程習得への意欲を見せることで、彼の生活をも有意義でアカデミックなものに変えられれば、一石二鳥である。
さて、今日は朝から明るく晴れた。台北の予想気温は22〜32度。昨日から母娘ともに半袖である。4月でこの気温は平年並みというところだろう。暑いが、真夏なら最低気温が27度を下回ることが少ないので、まだまだ過ごしやすい。
午前10時過ぎ、3人で帰国以来初めてバスで出かけた。私の3本目の二胡を買った長安楽器を訪ねた。壁いっぱいに二胡が何重にも吊るされた私の目下、最もお気に入りの古典楽器店である。中正紀念堂に近い、台北市大安区愛国東路にある。
そこで去年夏購入した二胡のメンテナンスをした。二胡を弾く技術は音楽教室で習えるが、楽器・二胡そのものを研究したくて、いちばんよく見知った店員・藍さんに「弟子入り」できないか、上司と相談しておいてほしいと頼んだ。授業料を払って、そこで二胡のあれこれを教えてもらいたい、と。
今日はこのあと天音音楽教室へ行く。15日に迫ったレッスン、その前に私の二胡歴や、当日まず教わりたい曲などを手紙にしたため、受付女史から渡してもらうのだ。