台北のリーがネット上で見た報道記事を添付してメールを送って来た。
台湾にも公立と私立の幼稚園がある。ちなみに日本とは形態が異なり、いわゆる日本の保育園と幼稚園が合体したようなものを「幼稚園」とか「託児所」と呼ぶ。
ゆえに、1歳から就学前の6歳までが同じ園舎で保育されるわけで、幼幼班、幼班、小班、中班、大班と分かれていることが多い。
ランはこの3月に日本の幼稚園を卒園したが、台北に帰ったら再度幼稚園に入り、大班で8月末まで過ごす。
メイは中班に入ることになるわけである。
さて、台湾の文部科学省はこのほど公立幼稚園入園規定を厳しくすると発表したのだった。中低所得世帯、原住民、心身に障害を持つなどの幼児を優先的に公立幼稚園に入園させること、また、中低所得世帯と認定されるためには役所での審査が必要となるらしいのだ。
これには賛否両論があると感じる。
裕福でないから公立幼稚園へ入れたいと思っても、ほんのちょっとの差で中低所得世帯と認められない家庭はあるだろうし、お金があってもうちは公立が好きだという保護者もいると思われるからである。
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