8.ラン、年少組時より五十音教える。実際の上達は本人が興味を持ってから。2009年7月、台湾へ一時帰国。

 ランもメイも、言葉が早い子でも遅い子でもなかった。適当な時期に赤ちゃん言葉を発し、中国語と日本語の2言語環境で育ってきた。
 そして、日本に長期帰国したのが彼女らが3歳と4歳の時だったので
2ヶ国語ともまったく字は書けなかった。
 まず、平仮名をランに教え始めたのが彼女が年少組の時だったが、はじめのうちは手応えがなかった。ラン自身に「覚えたい!」という欲求が見られなかったように思う。
 効率も悪く、しばらくペースを落とすことにしたのだが、いつの間にか幼稚園にある本や、字が読める同級生に感化されたのか、自ら「これ、なんていう字?」などと質問するようになった。

 そうなると、あとは速い。居間に貼ってやった五十音の表を食い入るように見ては字合わせするように一字一字確認、そのうち少しずつ大人の助け無しに本を読めるようになった。
 他人事のように構えていたメイも、うまくおだて、知識欲を高めるように導いてやると、姉について自分も読み書きに興味を示すようになり、5歳2ヶ月の現在、平仮名、カタカナともに不自由なく読むことが出来る。
 ただ、書くのは2人ともまだまだである。「つ」や「う」が左右反対に膨らんでたりする。「じょうず」が「じょず」だったりもする。

 娘たちがそろって幼稚園に通うようになって4ヶ月目の7月半ば、上記のような言語習得状態の2人を連れて台湾へ一時帰国することになった。
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