822.ラン、メイ、二胡母の台湾日記。一旦、今日で最終回。皆さまに感謝!

 ♪上を向いて 歩こう 涙がこぼれないように………♪
 そんな夜があった。
 ♪上を向いて 歩こう にじんだ星を数えて………♪
 そんな夜もあった。
 台北の狭い空を見上げて、よく泣いたなぁ。

 そして、ここでも公表して来たように、今年3月には一人家を出て暮らし始めた。
 明日7月2日(月)、ランとメイを連れて日本へ発つ。相変わらずすごい荷物になりそうだが、しようがないし、慣れたと言えばとうに慣れた。

 これから新しい生活が始まる。高齢で重病の父の看病に、本来はもっと早く帰るべきだった。それは叶えられる。
 だが、日本の実家で家族そろって暮らせるわけではない。二胡母の本意ではないが、当分日本には二胡母とランだけが残る。

 それで、このブログも今日が最終回である。今後、二胡母は日本の実家にいるので、知人友人の方はご存じのアドレスにご連絡くださいませ。
 台湾に戻って暮らすことになる可能性もある。その時に、この続きをつづりたいと考えている。

 いつも読んで下さった皆様、心からありがとう。
 二胡母、命をかけてランとメイを幸せにしてやります。二胡も鍛練し続けます。

 ありがとう、心をこめて。

 
posted by 二胡母 at 13:45 | Comment(3) | TrackBack(0) | 二つの祖国を持って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


821.台湾の夏休み、今日30日(土)から始まる。帰国準備もスタート。シェラトン・タイペイ、2階の日本料理屋『桃山』で蔡さん父子と食事。台北、この夏最高の暑さ。室内でも32度に達する。

 台湾の夏休みが始まった。
 なのに、7:30AM、ランが早々とケータイで二胡母を起こす。
「ママ〜、早く来てよ〜!」
 今日30日(土)から2日かけて、帰国の荷造りをするため、そっちに行くからね、と言っていたからだ。
 9時にやっと父子たちがいるマンションに着き、1時間余りスーツケースに娘たちの衣類を詰めて、また自分の部屋に戻り、シャワーを浴びた。

 今日は台北中央駅の裏側にあたる忠孝東路に立つ、シェラトンホテル2階の<桃山>という日本料理の店に行くことになっていた。二胡母が五十音を教えたことがある生徒さんで、特に話をする機会が多く、また最年長の60ウン歳くらいの見るからに紳士で、印象に残る人だった蔡さんが招待してくれたのだ。
 二胡母、目が効くのか、本当に蔡さんはその上品さ、地位の高さが嫌味なく溢れ出る人で、実際大きな事業を手掛けていた。医薬関係だが、〜協会会長、などの肩書も名刺に所狭しと書いてある。
 3人娘の父親で、上2人はアメリカで弁護士をしていて、17歳離れた三女は同国の高校2年生。その三女が日本の大学で医学を学びたがっている、夏休みに台北に帰って来るから、3人で食事しましょう、と以前から声をかけてもらっていた。これも出逢い、きっかけ、世界が広がるだろうなどと思い切って招待を受けてよかったと思った。

 シェラトン・タイペイ。さすがに高級ホテル〜、と感じさせる面構え、空気、サービス、味であった。ああいうレベルを日常生活の一部としている人は確かにいる。そんな人をいっぱい見た。
 でも、さほど羨ましいとも思わなかった。シェラトンに自分を合わせる必要はないのだ。基準は自分。二胡母は、精神的に、霊的に目標とする境地に達したい。それがいちばん大切。
posted by 二胡母 at 20:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | 台湾の親しき人々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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